診療内容

内科診療

生活習慣病

高血圧、脂質代謝異常、糖尿病などに関して、適切な診断・治療・アドバイスをいたします。これらいくつかが、重なり合った状態を「メタボリック症候群」といいます。
当院では、CTによる内臓脂肪測定検査・頸動脈エコーによる血管閉塞や動脈硬化の評価が可能です。CTによる内臓脂肪測定検査は日本内科学会ほか8学会共同で策定したメタボリックシンドロームの診断基準にて、「CTスキャンなどで内臓脂肪量測定を行うことが望ましい」と付記されており、メタボリックシンドロームの診断にかかせない検査であります。内臓脂肪の部分の面積が100cm²以上がメタボリック症候群の指標となります。

メタボリック症候群の診断基準:

おへその高さの腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上の場合で、さらに、以下の2つ以上の症状を有した場合と定義されています。
1.中性脂肪150mg/dl以上、HDLコレステロール40mg/dl未満のいずれかまたは両方
2.血圧が上で130mmHg以上、下で85mmHg以上のいずれかまたは両方
3.空腹時血糖が110mg/dl以上

予防と改善の基本は適正な食事と無理なく続けられる運動

・一日に必要なエネルギー量を把握し、過度なエネルギー摂取は控えましょう。

仕事 必要エネルギー
デスクワークが多い人 25〜30kcal/kg
立ち仕事や、歩く事が多い人 30〜35kcal/kg
非常によく体を動かす仕事 35〜40kcal/kg

一日に必要なエネルギー量=上記Kcal × 標準体重(標準体重=(身長m)×(身長)×22)例えば、170cm、デスクワークの人の必要エネルギー量は30Kcal×(1.7×1.7×22)≒1900Kcal となります。

・よく噛むことは、食べ物をより細かくするだけではなく、唾液により消化吸収もよくなります。また食事時間も長くなるので、満腹中枢が満たされやすくなります。

・1日、30分程度の有酸素運動することにより中性脂肪が減少します。消費カロリーとしては、300kcal程度を目標とし、継続できる運動がよいです。速歩なら60分、自転車なら75分、ジョギングなら30分程度の運動です。

骨粗鬆症

骨塩量定量のポスター

骨粗鬆症は骨量が減り,骨組織の微細構造が崩れることにより,骨がもろくなり,骨折しやすくなる疾患で、国内では高齢の女性を中心に年々増加しており,自覚症状のない人を含めると,現在約1100万人にのぼると推定されている。当院では、富士フィルムの新システムにより、撮影したデジタルX線画像から迅速に骨塩量の計測を行うことができ,すぐに結果を見ることができます。
骨塩量定量

かぜ、腹痛、頭痛、アレルギー様症状、貧血など

上記各種症状に対して適切に対応いたします。専門性が高い病気と判断される場合には、ご希望されるそれぞれの病気の専門医にご紹介いたします。

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